占い 概要

ホロスコープ

 

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ホロスコープとは西洋占星術における天体の配置図です

西洋占星術は、誕生の瞬間 どの方角に惑星が配置されていたかで性質・運勢・将来の動向を読み解いていきます

そこで必要となるのが星の配置を示した天体図であるホロスコープです

たとえ同じ誕生日の人がいても、環境や生まれた場所、時間が異なる以上、ホロスコープもまた違った結果になります

 

 

 

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天体の位置を見ながら運勢を占う行為をホロスコープを読むと言います

ホロスコープを読むときに必要な4大要素が「サイン(星座)」「ハウス」「惑星」「アスペクト」

一つひとつに重要な意味を含んでおり、理解したうえで読めば、運勢を占う上での大きな指針となります

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サインとは牡羊座やてんびん座といった黄道12星座を表しており

「太陽のサインはふたご座」「水星のサインはやぎ座」といった使われ方をします

西洋占星術で用いるために360度の天球を理論上12分割したものであり

ひとつの星座が30度を担当しており、12星座で360度周るころには1年が終わる仕組みです


サイン ホロスコープ.jpg

 

人間の心理や行動傾向を示しているサインは、ホロスコープを読み解く上での重要な参考材料になります

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ハウスとは、その人が生まれた時の太陽の位置を基準にホロスコープを12の部屋に分けたものです

円形を12で割っているので、ケーキやピザに例えられることもあります

それぞれ、第1、第2という風に数字が割り振られており、各ハウスにはそれぞれ固有の意味があります

 

12分割の方法にはいくつか種類がありますが、中でも日本で一般的なのがプラシーダス・ハウス方式です

プラシーダス・ハウス方式でのハウスは誕生の瞬間の位置から太陽が昇る東の地平線(ASC)を起点として反時計回りに12等分したものです


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心理的な傾向や性格を表すサインとは異なり、ハウスは具体的な活動の分野を表します 

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西洋占星術ではホロスコープに10個の惑星が配置され、それを読み解くことで占います

太陽系は太陽を中心に水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星の順番で並んでおり

「すいきんちかもくどってんかいめい」という言葉で順番を覚えた人もいるのではないでしょうか

厳密には太陽は恒星、月は衛星、冥王星は準惑星なのですが、西洋占星術では全て惑星として扱います

 

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10惑星はそれぞれ固有の意味と役割を持っており

惑星が持つそれぞれの性質が影響を及ぼしあい、その人自身の性格を作っていると考えられています

金星は愛と美を司り、木星は人生の喜びなど 幸せについてを示します

他惑星にも固有の象徴があり、それがサインやハウスとの関係で様々な意味をもってきます

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アスペクトとは、ホロスコープ上で惑星同士が作る特定の中心角のことで

惑星同士が特定の角度を形成したとき、"アスペクトを形成する"と言います

アスペクトには、0°から180°までの決められた角度と名称そして記号があり

一般的とされる「メジャーアスペクト」「マイナーアスペクト」「複合アスペクト」などに分類されます

 

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惑星同士のアスペクトに注目することで、お互いに良い関係にあるか、そうでないのかを知ることができます

好ましい関係の角度の時は、調和・安定・幸運などのポジティブな意味になりますが

好ましくない関係の角度の時は、困難・葛藤・緊張関係・対立などのネガティブな傾向になります

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西洋占星術の歴史.jpg

 

 

西洋占星術の発祥は明確ではありませんが、現存する最古の記録は紀元前2300年頃のもので

今からおよそ4000年以上前には存在していたと言われています

メソポタミアで始まり、王侯貴族のために使われていたものが、やがて世界中に広がっていきます

日本では1914年に天文学者の隈本有尚が「天文による運勢予想術」を出版

後に日本で初めて西洋占星術を紹介した人物と言われるようになりました

 

現在 テレビ・ネット・雑誌で使われる「星占い(12星座占い)」は西洋占星術の法則の一部を利用した簡易占いで

正式には「サンサイン・アストロロジー(太陽占星学)」と名付けられています

1928年NYタイムズに掲載されたことをきっかけに世界中で大流行しました

 

日本で星占いブームが起こったのは1970年代のことです 

平凡パンチ女性版(後のanan)で星占いが特集されたことがきっかけです

とても古い占星術でありながら日本で一般に知られるようになったのはここ数十年ほどのことです

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